【特集】イラスト活用方法アイディア集

イラストをどう使おうか悩まれている方や、イラストの導入がワンパターンになりがちな方へ向けて、イラストを使った授業アイディアをご紹介します。

イラストで授業1【手に持つ】

新出語の導入

「みんなの日本語」などのテキストで新出語を導入するときに、イラストを使います。

イラストを印刷して、学生に見せます。

そして、新出語ごとに2、3の例文を用意しておき、例文と共に紹介していきます。

一通り、例文を紹介したら学生にも文を作らせるといいです。

フラッシュカードとして

新出語の練習の際に、イラストをフラッシュカードとして操作しながら見せます。

単語の暗記などにおすすめです。

フラッシュカードの用紙に印刷するとサッサッとめくれるので、操作しやすいです。

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学生に文を作らせる

文型を導入した後に、学生に文型を使ってイラストに合う文を作らせる練習です。

例えば、「〜を食べます」「〜を飲みます」などを学習したら

動詞イラストを見せて、その動詞を使った文を作らせます。

「昼ごはんを食べます」「卵とパンを食べます」「コーヒーを飲みます」「ジュースを飲みます」など。

 

イラストで授業2【黒板に提示】

一つを提示して導入

一つのイラストを黒板に提示し、それに合わせて学習文型へと導く。

注意したいところは、教師が全て学習文型を言ってしまうのではなく、

場面を把握させ、学生に「どのように言うのかな?」と興味を持たせて考えさせるような流れがベストです。

並べて文作りの練習

黒板に横一列または縦一列に並べて提示します。

まずは、イラストの単語練習をし、それから、文型に合わせて文作りを行います。

並べて提示することで、イラストの関連性が分かりやすくなります。

また、位置を頼りに単語がより覚えやすくなります。

組み合わせて文を作る

例えば、名詞のイラストは左側、動詞のイラストは右側に提示します。

そして、名詞のイラストと動詞のイラストを選び、2つを合わせて文作りをする練習です。

基本的な文型練習におすすめです。

 

イラストで授業3【形に沿って切り取る】

くじ引き型

イラストを形に沿って切り、何枚か用意します。

くじ引きの箱(大きな封筒を半分に切ったものや画用紙で作ったプレゼント袋などでもいい)に入れます。

学生にイラストを1枚引かせ、そのイラストを使って文を作るゲームです。

くじを引いていない他の学生全員が質問をし、

くじを引いた学生が答える形式にすると、応答練習になります。

【くじ引きの箱】

選択型

形に沿ったイラストを机に並べます。(裏にして並べて何が当たるか分からないようにしてもいい)

ペアで時間制限のうちにいくつやり取りができるか競うゲームです。

例えば、「〜に〜をあげます。」「〜に〜をもらいました。」の文型練習で

イラストを1つ引き、「トムさんに花をあげます。」「マイケルさんに花をもらいました。」と言います。(実際にあげ、もらいの操作をする)

これを時間制限のうちにいくつ繰り返せるかを競います。

繰り返し同じ文を言うことで、文型練習になり、イラストで様々な単語の練習にもなります。

 

イラストで授業4【名刺サイズ】

グループ活動

名刺サイズのカードに小さく印刷したイラストを貼るか、名刺カードに直接印刷してカードを作成します。

そのカードを使って、グループでゲームや練習をしていきます。

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ペア活動

学生をペアにし、ペアごとに名刺サイズのイラストを数枚配ります。

そのイラストを使って、ペア練習にします。

トランプのばば抜きのように、ゲーム感覚で練習していくのも楽しいです。

 

イラストで授業5【ペープサート】

物語を作る

イラストをペープサートに貼り付けます。

ペアでペープサートを使ってお題に沿って文章を作り、発表します。(お題は、オリジナル物語や休みの日、など)

中級クラスからおすすめです。

【ペープサートキット】

クイズ

ペープサートを使って、クイズを作らせて、それに答えていきます。

(クイズは普通の質問でいいと思います。)

中級クラスからおすすめです。

 

イラストで授業6【ラミネート】

常時活用

常時、活用したいイラストはラミネートして、黒板の端に掲示するのがおすすめです。

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イラストで授業7【テレビに出力】

タブレットやスマートフォン、iPhoneからミラーリング

イラストをタブレット端末やスマートフォン、iPhoneなどお好きな端末に保存し、

教室のテレビ(テレビがある場合)にミラーリングします。

※ミラーリングとは、端末をテレビ画面に写すことです。

タブレットでそのまま見せてもいいですが、画面が小さくて見えずらいときにテレビで写すと見やすいです。

【おすすめミラーリング方法・簡単ケーブル接続】

iPhone Android両用USB 2in1 2M ミラーリング ケーブル Lightning microUSB スマホ充電ケーブル アンドロイド用USBケーブル ミラーリング ケーブル ミラーリング ライトニングケーブル 操作不要 挿すだけですぐ使えます

【おすすめミラーリング方法・クロムキャスト】

こちらはミラーリングだけでなく、YouTubeやNetflixなどの番組や映画、ゲームなどのストリーミングもできます。

クロームキャスト 第3世代 GoogleChromecast GA00439-JP チャコールグーグル ストリーミング Chromecast3Android iPhone スマホ タブレット ミラーリング0014234

 

イラストで授業8【プロジェクター】

家庭用プロジェクターでミラーリング

プロジェクターを使えば、教室のホワイトボードなどにイラストを映し出すことができます。

教室を少し暗くすることが可能なら、おすすめです。

【持ち運びに便利な小型プロジェクター】

プロジェクター 小型 DLP 100ANSIルーメン 1080P対応 4200mAhバッテリー内蔵 ミニキーボード付き Wi-Fi 有線 接続可能 iPhone Android 三脚スタンド付き 自動台形補正機能 スマホ タブレット PC SDカード USBメモリ 引っ越し祝い 新築祝い 結婚祝い 出産内祝い 内祝い

こちらのソニーのプロジェクターは本体サイズは83×150×16mm、重量は約280gと軽量でコンパクトサイズながら、

HDMI/MHL端子・3.5mmオーディオ出力端子・USB Type-C端子と実用性の高い入出力を搭載し、幅広い機器と接続して投影することができます。

また、約5秒で早く起動できるところが嬉しいポイントです。

スライドショーを作成

あらかじめスライドショーをパワーポイントで作成し、プロジェクターで学習を進めていく方法もあります。

動きがついたり、写真がたくさん掲載できたりするので、エンターテインメント性のある授業にできます。

学期の最終日に思い出の写真を流しながら写真に合わせた文を作る、などしても面白いでしょう。

 

イラストで授業9【実物投影機】

イラストを拡大して見せる

ミラーリングの他に、実物投影機で印刷したイラストを画面に写す方法もあります。

教室が広くて遠くの学生にも見やすいようにしたい場合におすすめです。

実物投影機は、イラスト以外にも物や学生が書いたプリントなども即席で見せられるので便利です。

【実物投影機】

イラストで授業10【タブレット】

タブレットでスライドしながら見せる

タブレットの写真フォルダに画像をダウンロードすれば、Wi-fiがない教室でも簡単にイラストをスライドさせながら見せることができます。

紙のフラッシュカードは荷物になったり、めくるのが難しかったりしますが、タブレットにすると、荷物の負担も減り、楽にスライドすることができます

【おすすめタブレット】

 

【番外編】イラストを印刷する方法

1・イラストを保存する

保存したいイラストを右クリックや長押し、2さし指(MacBook)など、お持ちの端末の保存方法に合わせて保存します。

写真フォルダや、書類フォルダなどにダウンロードできます。

2・イラストを印刷する

コピー機がご自宅にある場合はご自宅から印刷できます。

【おすすめコピー機】

(交換インク&クロス付)ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J982N-W ホワイト PRIVIO プリビオ DCPJ982NW インクジェットプリンター (brother)(ラッピング不可)
(インク&クロス付き)キヤノン インクジェットプリンター TS8330 ホワイト PIXUSTS8330WH (3780C021) インクジェット複合機 (Canon)(ラッピング不可)
エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EP-882AW ホワイト(白) (2019年新モデル)

 

コピー機がない場合は、コンビニでの印刷が簡単です。

アプリなどを使えば、一度設定するだけでコンビニで簡単にコピーできるようになるで便利です。

【おすすめセブンイレブンの印刷アプリ】

セブンイレブン-マルチコピー(App Store)

 

まとめ

イラストを使うことで、「どう言うのかな」と学生に考えさせながら授業を進めることができます。

授業にイラストを取り入れて、楽しく効果的な学習になるようにしましょう!