【イラスト】7課・動詞

7課の動詞イラストを作成しました。7課では授受表現が登場します。イラストを取り入れることで動作の方向性が分かりやすくなります。

イラスト一覧

  1. イラスト1「切ります」
  2. イラスト2「送ります」
  3. イラスト3「あげます」
  4. イラスト4「もらいます」
  5. イラスト5「貸します」
  6. イラスト6「借ります」
  7. イラスト7「教えます」
  8. イラスト8「習います」
  9. イラスト9「かけます」(電話を〜)

 

学習文型

  • はしでごはんを食べます。
  • 「ありがとう」は英語で”thank you”です。
  • わたしは山田さんにプレゼントをあげます。
  • わたしは鈴木さんにチョコレーををもらいました。
  • もう晩ごはんを食べましたか。…いいえ、まだです。
  • なんでごはんを食べますか。
  • 「ありがとう」はスペイン語でなんですか。
  • だれに本を借りましたか。

イラスト内容

イラスト1【切ります】

【切ります】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・はさみで紙を切ります。

・これはなんで切りましたか。…はさみで切りましたか。

・もう宿題の紙を切りましたか。…いいえ、まだです。

イラスト2【送ります】

【送ります】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・郵便局で荷物を送ります。

・もう荷物を送りましたか。…はい、もう送りました。

・いつ先生にレポートを送りましたか。…一昨日送りました。

イラスト3【あげます】

【あげます】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・彼女にプレゼントをあげます。

・だれにチョコレートをあげましたか。…父にあげました。

・お母さんの誕生日に何をあげましたか。…CDと本をあげました。

イラスト4【もらいます】

【もらいます】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・彼にプレゼントをもらいます。

・だれにその花をもらいましたか。…友達にもらいました。

・去年のクリスマスに何をもらいましたか。…ネクタイとシャツをもらいました。

A:そのかばん、すてきですね。

B:ありがとうございます。誕生日に彼女にもらいました。

A:いいですね。

イラスト5【貸します】

【貸します】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・友達に本を貸します。

・だれにシャープペンシルを貸しましたか。…彼に貸しました。

・いつ友達に辞書を貸しましたか。…4月24日に貸しました。

イラスト6【借ります】

【借ります】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・友達に本を借ります。

・いつだれにその雑誌を借りましたか。…昨日田中さんに借りました。

・それは何ですか。…ラジオです。先生に借りました。

イラスト7【教えます】

【教えます】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・学生に英語を教えます。

・どこで田中さんに宿題を教えますか。…わたしのうちで教えます。

・わたしはトムさんに日本語を教えました。

イラスト8【習います】

【習います】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・日本人の先生に日本語を習います。

・だれにスペイン語を習いましたか。…父に習いました。

・どこで英語を習いましたか。…アメリカで習いました。

イラスト9【かけます】

【かけます】 日本語教師ピック

(イラスト参考例文)

・電話をかけます。

・だれに電話をかけましたか。…家族にかけました。

・もう先生に電話をかけましたか。…いいえ、まだです。これからかけます。

イラストを使って教えよう

授受表現「あげます・もらいます」「貸します・借ります」「教えます・習います」「送ります」「(電話を)かけます・もらいます」は、

ペアがあるものはペアで覚えられるようにするといいです。

 

その際、主語(わたし)がどちらの立場なのかをよく意識させましょう。

「わたしは田中さんにプレゼントをあげます。」

「わたしは田中さんにプレゼントをもらいます。」

を比べると動詞で授けたのか受け取ったのか、が変わってくることが分かります。

 

言葉だけだとピンと来ませんから、イラストを用いて

どちらがわたしなのか練習を積み重ねます。

 

慣れてきたら、実際に物やイラストを用意して学生に操作させながら

学生A「わたしはBさんにチョコレートをあげます。」

学生B「わたしはAさんにチョコレートをもらいました。」

など言わせる練習をしていくといいでしょう。(なるべく全員が活動できるように。)

【学習のヒント】

・実際に物やイラストを用意する時は、

一つに限らず勉強した言葉内でたくさん用意する。

 

・できそうだったら、動詞も「あげます・もらいます」に限らず、

他の対になる授受表現も用いてペア活動をさせる。

(黒板などに動詞のテーマを貼り、好きなものを選ばせるなど)

 

主語「わたしは」からを使って言えるようになってきたら

主語を「アルバートさんは」などの三人称を使った練習を取り入れましょう。

 

また、混乱しやすいのが「貸します・借ります」です。

一文字違いなため、覚えにくいのですが

繰り返し言わせるように心がけて授業づくりをしてみてください。