授業で時間に余裕があるときや、最終授業など、「何をしようかな」と悩むことはありませんか。そんなときにおすすめなのが簡単に取り組めて、みんなが楽しめるビンゴです。覚えた単語や文型などを要所に組み込むことで、学習要素もアップします。
ビンゴテンプレート
ビンゴ9マス
![ビンゴ【9マス】](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/05/c2d48f231b006028c8a5494a4fc2d860.png)
【ビンゴ】日本語教師ピック
日本ではポピュラーなビンゴですが、意外とビンゴのルールを知らない学生がたくさんいます。
活動の前に簡単に説明をしましょう。
【準備】
- ひとマスに一つ自分の好きなワードを書く。
- (「数字」「食べ物」「ひらがな」「形容詞」などのお題を決めて。)
- 全てのマスを埋める。
【ゲーム】
- 1人がワードを一つ言い、自分で書いたものと一致していたら、ワードに丸を付ける。
(教師がランダムに告げるパターン、くじを作っておき学生に引かせるパターンなどいろいろあります。)
- 丸が縦または横、斜め、いずれか一列そろったら「ビンゴ!」
- ビンゴになったらご褒美がもらえる。(シールなど)
あまり単語を勉強していない段階では、25マスを埋めるのが大変なので9マスシートがおすすめです。
ビンゴ9マス6組
![ビンゴのテンプレート](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/05/76c4f42410033bdff922f87a78887858.png)
【ビンゴ6セット】日本語教師ピック
こちらは6つに切って、お使いください。
ビンゴ9マス2組
![ビンゴのテンプレート](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/05/f9a70fcbcac2f4e250484afed31f09bc.png)
【ビンゴ2セット】日本語教師ピック
題名付きのビンゴワークシートです。
ビンゴ25マス
ビンゴひらがな
ある程度単語を学習したり、長い時間かけてビンゴゲームをしたいときには25マスシートをおすすめします。
9マスシートはすぐに終わってしまう可能性があります。25マスあると難易度が高くなります。
「みんなの日本語」14課までを終えたら
ビンゴ【14課までのカタカナ単語】
![カタカナビンゴ](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/05/6f3dea0da128f325beaf80f9b5fb9be5.png)
【ビンゴ14課】日本語教師ピック
「みんなの日本語」14課までを終えたことを想定したワークシートです。
下のカタカナから好きなものを9つ選び、マスに書いてゲームにしましょう。
答えのカタカナを書いた紙を準備しておき、くじ引きにして学生に引かせるスタイルがおすすめです。
くじを引いた学生は、そのカタカナを使って文を作るなどしても面白いです。
(例えば、「カメラ」を引いたら「昨日カメラを買いに行きました。」など文を作らせる。)
ビンゴ【14課までのひらがな単語】
![ひらがなビンゴ](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/05/287924e9e0cd9f1ea6f25897a0a23e6d.png)
【ビンゴ14課】日本語教師ピック
こちらも、上記のカタカナビンゴと同様に使うことができます。
もし早くビンゴになる人が続出しそうだったら、「3列そろったらビンゴ!」とルールを変えていきましょう。
「みんなの日本語」25課までを終えたら
ビンゴ【25課までのカタカナ単語】
ビンゴカタカナ
「みんなの日本語」25課までを終えたことを想定したワークシートです。
25課まで終えても、カタカナが少し苦手という学生もいますので、
そんなときには読み方や意味などを確認しながら学習を意識して進めましょう。
ビンゴ【25課までのひらがな単語】
ひらがなビンゴ
こちらは、ひらがなのワークシートです。
発表のときは、文型を意識した文作りにつなげると学習要素も強くなります。
ビンゴで楽しい学習に
ビンゴは一度導入すれば、ルールも覚えやすく馴染みやすいので、学習に取り入れやすくなります。
基本的にはゲームとして取り入れて、「ビンゴ!」になったらご褒美がもらえるシステムにしましょう。(ご褒美シールなど意外と喜んでくれます。)
学習者のレベルや学習の目的に合わせて、アレンジを加えながら取り入れてみましょう!