【ワークシート】10課のインフォメーションギャップ

「みんなの日本語」10課や、「〜はどこにありますか/いますか」の文型を教えるときに、なにか良い学習活動やワークシートがあったらいいなと思うことはありませんか。そんなときに、役立つワークシートやイラストを作成しました。

【ワークシート】10課のインフォメーションギャップ

インフォメーションA

日本語教師のためのワークシート

【インフォメーションギャップA】

インフォメーションギャップはAとB、それぞれ異なる情報をもち、お互いの情報を共有していく学習です。

インフォメーションギャップを初めて取り入れる際は、やり方を丁寧にかつ簡潔に説明しましょう。

インフォメーションギャップのやり方

  1. A「駅はどこにありますか。」B「女の子の下にあります。/デパートの近くにあります。」
  2. Aは、1)に「子供の下」や「デパートの近く」など答えを書く。
  3. B「郵便局はどこにありますか。」A「猫の近くにあります。/レストランと猫の間にあります。」
  4. Bは、1)に「猫の近く」や「レストランと猫の間」など答えを書く。

これを、それぞれ交互に質問応答していき、答えを埋める。

解答例

1)A「駅はどこにありますか。」B「女の子の下にあります。/バスと女の子の間にあります。」

2)A「学校はどこにありますか。」B「病院と銀行の間にあります。/バスの下にあります。」

3)A「大学はどこにありますか。」B「銀行の右にあります。/銀行の隣にあります。」

4)A「男の人はどこにいますか。」B「病院の左にいます。/池の下にいます。」

5)A「パンダはどこにいますか。」B「レストランの右にいます。/デパートの上にいます。」

インフォメーションB

日本語教師のためのワークシート

【インフォメーションギャップB】日本語教師ピック

解答例

1)B「郵便局はどこにありますか。」A「猫の近くにあります。/猫とレストランの間にあります。」

2)B「喫茶店はどこにありますか。」A「うちの左にあります。/コンビニの下にあります。」

3)B「ビルはどこにありますか。」A「デパートと駅の間にあります。/デパートの左にあります。」

4)B「バス乗り場はどこにありますか。」A「病院の近くにあります。/バスの前にあります。」

5)B「犬はどこにいますか。」A「コンビニの下にいます。/コンビニと喫茶店の間にいます。」

【学習内容】

  • 〜はどこにありますか。/いますか。
  • 「上、下、右、左、前、後ろ、間、近く、横、中、外」

【イラスト】まちマップ

【イラスト】まち

日本語教師のためのワークシート

【まちマップ】日本語教師ピック

まちマップを拡大機などで大きめに印刷します。

黒板に提示して

「学校はどこにありますか。」「銀行の左にあります。」などの応答練習に最適です。

 

【イラスト】まち

【まち】日本語教師ピック

こちらは、少々荒いイラストとなっていますが、簡単なまちマップとして活用できます。

【イラスト】街づくりセット

建物イラスト

【建物セット】日本語教師ピック

模造紙に切り取ったイラストを貼り、オリジナルのまちマップを作るときに便利なイラストです。

 

▽こちらも10課で使えるワークシートです。

【イラスト】10課の学習教材

2019年4月22日

 













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