「みんなの日本語」10課や、「〜はどこにありますか/いますか」の文型を教えるときに、なにか良い学習活動やワークシートがあったらいいなと思うことはありませんか。そんなときに、役立つワークシートやイラストを作成しました。
【ワークシート】10課のインフォメーションギャップ
インフォメーションA
![日本語教師のためのワークシート](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/06/f82efd29605bacb8947dbf030458ad6c.png)
【インフォメーションギャップA】
インフォメーションギャップはAとB、それぞれ異なる情報をもち、お互いの情報を共有していく学習です。
インフォメーションギャップを初めて取り入れる際は、やり方を丁寧にかつ簡潔に説明しましょう。
- A「駅はどこにありますか。」B「女の子の下にあります。/デパートの近くにあります。」
- Aは、1)に「子供の下」や「デパートの近く」など答えを書く。
- B「郵便局はどこにありますか。」A「猫の近くにあります。/レストランと猫の間にあります。」
- Bは、1)に「猫の近く」や「レストランと猫の間」など答えを書く。
これを、それぞれ交互に質問応答していき、答えを埋める。
1)A「駅はどこにありますか。」B「女の子の下にあります。/バスと女の子の間にあります。」
2)A「学校はどこにありますか。」B「病院と銀行の間にあります。/バスの下にあります。」
3)A「大学はどこにありますか。」B「銀行の右にあります。/銀行の隣にあります。」
4)A「男の人はどこにいますか。」B「病院の左にいます。/池の下にいます。」
5)A「パンダはどこにいますか。」B「レストランの右にいます。/デパートの上にいます。」
インフォメーションB
![日本語教師のためのワークシート](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/06/150c675cca048c3759469b389a39036a.png)
【インフォメーションギャップB】日本語教師ピック
1)B「郵便局はどこにありますか。」A「猫の近くにあります。/猫とレストランの間にあります。」
2)B「喫茶店はどこにありますか。」A「うちの左にあります。/コンビニの下にあります。」
3)B「ビルはどこにありますか。」A「デパートと駅の間にあります。/デパートの左にあります。」
4)B「バス乗り場はどこにありますか。」A「病院の近くにあります。/バスの前にあります。」
5)B「犬はどこにいますか。」A「コンビニの下にいます。/コンビニと喫茶店の間にいます。」
【学習内容】
- 〜はどこにありますか。/いますか。
- 「上、下、右、左、前、後ろ、間、近く、横、中、外」
【イラスト】まちマップ
【イラスト】まち
![日本語教師のためのワークシート](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/06/115ed0f7c5ded1e9c6d7d83646fe49f0.png)
【まちマップ】日本語教師ピック
まちマップを拡大機などで大きめに印刷します。
黒板に提示して
「学校はどこにありますか。」「銀行の左にあります。」などの応答練習に最適です。
【イラスト】まち
![](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/03/64b56e72b154290d6a7175767d01afcd.png)
【まち】日本語教師ピック
こちらは、少々荒いイラストとなっていますが、簡単なまちマップとして活用できます。
【イラスト】街づくりセット
![建物イラスト](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2019/06/028042ad7baed097bbdad0da2bd2bbbf.png)
【建物セット】日本語教師ピック
模造紙に切り取ったイラストを貼り、オリジナルのまちマップを作るときに便利なイラストです。
▽こちらも10課で使えるワークシートです。