【特集】日本語教師おすすめ求人サイト19選

日本語教師になりたいと思っている人、日本語教師へ転職したい人、他の学校へ移りたい人へ。日本語教師の求人サイトをまとめてご紹介します。

そもそも日本語教師の需要はあるのか

求人サイトを見ていく前に知ってもらいたいのが、日本語教師の需要です。

東京では、電車に乗ったり町を歩いていたりすると、日本語じゃない言葉をよく耳にするようになりました。

「あ、外国の方だ！珍しいな。」という２０年前の感覚の方が珍しくなりました。

では、どんどん注目を集めてきた日本で、どれだけ日本語を学ぶ人が増えたのでしょう。

そして今、どれほど日本語教師の需要はあるのでしょう。

独立行政法人日本学生支援機構より

「平成30年　外国人留学生在籍状況調査結果」

※「高等教育機関」は、大学、大学院、短期大学、高等学校専門学校、専修学校です。「日本語教育機関」は、大学に入学するための準備教育課程を設置する教育施設、いわゆる日本語学校などが挙げられます。

データの詳細：「日本学生支援機構サイト」

調査結果からも分かるように、日本で勉強する留学生の数は20年前から比べると、約４倍（高等教育機関のみで比較）も増加しています。

また、７年前の日本語教育機関を比較しても、３倍以上の増加が見て取れます。

では、日本語教師の需要はどれくらいでしょうか。

文化庁より

「平成29年度国内の日本語教育の概要」

ちなみに、年代別で見ると、

詳細データ：「文化庁サイト統計・白書・出版物」

文化庁のデータによると、日本語学習者の増加に伴い、ここ６年で着実に日本語教師の数も増えてきています。

そして、面白いことに、ボランティアの占める割合が圧倒的に多く、年代では代が上がるにつれて教員数が多くなり60代が一番多い割合となります。（回答なしが気になりますが。）

日本語教師は人手不足

日本語を学びたい人や日本語学校の増加に伴い、日本語教師は人手不足と言われています。

しかし、残念なことに一般的な待遇は良いとは言えない現状です。

その中でも高待遇を狙うというのであれば、学校の見極め、日本語教師としての経験を積む、専任や主任になる、高等教育機関への転身などの対策を講じながら収入アップを図るといいでしょう。

ただ、待遇という面だけで日本語教師を目指す人はいないと思います。

日本語教師には、お金だけではないたくさんの魅力や価値があります。

「人の夢を叶える」「人生の補佐となりうる」「モンスターペアレントが０に等しい」「異文化を知ることができる」「笑い合える」「楽しい」…挙げたらきりがありません。

さらに、日本だけでなく海外やオンラインスクールの需要もとても高いです。

非常勤講師やオンライン講師として働けば、日本語教師と並行しながら、空いた時間に自分がやりたいことができます。

【19選】日本語教師おすすめ求人サイト

常勤講師募集の多い「日本語教師の集い」

更新率が高く、常勤講師の募集も多くあります。海外やオンライン、企業、専門学校など幅広く掲載されています。新着順から探すことができます。

たまにポーランドなどヨーロッパの求人も見かけます。

求人の他には、「意見交換の広場掲示板」や「教え方談義室掲示板」など様々なコンテンツが提供されています。

求人サイト：「日本語教師の集い」

説明会情報も多数ある「日本村」

常に日本語教育情報（講座案内や採用説明会）の最新版が見られます。日本の有名な学校がよく掲載されている印象です。

求人サイト：「日本村」

職種からも探せる「日本語教師ジョブ」

国内の日本語教師に特化した求人サイトです。フリーワードを始め、地域や職種、特徴などから検索することができるので、何か希望がある場合はより早く見つけられます。

求人サイト：「日本語教師ジョブ」

書店から「にほんご書店そうがく社」

日本語を教えるための指導書や参考書を扱う専門書店ですが、「日本語教師募集情報」も発信しています。

国内採用と海外採用のページがあります。

求人サイト：「にほんご書店そうがく社」

情報豊富な「日本語オンライン」

日本語教育総合サイトで、求人数も年間約500と多くの応募が掲載されています。東京と東京以外、海外求人など、項目で分かれているので探しやすいです。

求人サイト：「日本語オンライン」

大学・専門学校の求人が豊富「日本語教育学会」

国内、国外ともに大学や専門学校を始めとする、高等教育の募集情報が多くあります。キャリアアップにはとても有益な情報です。

求人サイト：「公益社団法人　日本語教育学会」

一般財団法人の「日本語教育振興協会」

知る人ぞ知る通称「日振協」が提供する求人情報です。

求人サイト：「一般財団法人　日本語教育振興協会」

密かな有益募集もある「JREC-IN Portal 」

全般的な教員の求人公募を公開しています。専門学校、小中高等の教員相当、や研究分野からリサーチできます。新たな日本語教師としてのスタイルが発見できるかもしれません。

求人サイト：「国立研究開発法人　科学技術振興機構」

書籍とともに求人も扱う「大谷書店」

日本語の専門書籍や視覚教材を扱いながら、就職情報も提供しています。他では見られない学校や企業が掲載されていることもあります。

求人サイト：「大谷書店」

言わずと知れた「ハローワーク」

外国人技能実習生への日本語教育指導や日本語教育に関する事務業務などの募集もあります。

求人サイト「ハローワーク」

日本語教師養成講座より「アークアカデミー」

アークアカデミーに在校していなくても見られる求人情報を提供しています。概要のキャッチフレーズが分かりやすく、目的に沿って探すことができます。

求人サイト：「アークアカデミー」

国際日本語研修協会「IJEC」

IJEC「国際日本語研修協会」は、登録すると日本語教育機関の要請に応じて、情報を公開する可能性があるとのことです。一般公開では出回らない情報を得られるチャンスがあるかもしれません。

求人サイト：「IFEC」

海外求人の情報も多い「jegs」

海外の幼稚園、小学校、日本語学校の求人が多いです。

海外で働きたい人は一度見ておくといいと思います。

求人サイト：「jegs」

アジアの求人特化サイト「カモメアジア転職」

アジアの転職に特化したサイトです。日本語教師の他にも様々な業種を取り扱っています。ベトナムやタイなどアジアの求人を探している人におすすめです。

求人サイト：「カモメアジア転職」

ロンドンで働くなら「国際交流基金ロンドン」

ロンドンにお住いの人は、こちらのサイトを参考にしてもいいと思います。時々、更新されています。

求人：「国際交流基金　ロンドン」

機関で働く「国際交流基金」

国際交流基金で働きたい人向けです。年に一度職員定期採用を実施しています。

サイト：「国際交流基金　採用情報」

掲示板「東京日本語ボランティア・ネットワーク」

都内を中心にボランティア日本語教室の掲示板を見ることができます。

日本語教師を目指す方や地域のボランティアをお考えの方など

応募してみるといいかと思います。

募集ページ：「東京日本語ボランティア・ネットワーク」

東京でボランティアなら「ボラ市民ウェブ」

ボランティアを探すだけでなく、ボランティアグループや市民活動団体を作ることもできます。自分で日本語教育に関するボランティア団体を作りたい人におすすめです。

ボランティア募集サイト：「ボラ市民ウェブ」

海外ボランティア活動「CEC」

1988年から海外ボランティア活動を専門に運営している会社です。

異文化に触れられる、貢献できること間違いなしです。

募集ページ：「CEC 海外ボランティア活動」

【番外編】日本語教師の副業・掛持ち

主婦の方におすすめ在宅副業

空いてる時間でしっかり稼げる
在宅・時短のお仕事はママワークス

日本語教師の傍ら空いた時間でお金を貯めたい主婦の方におすすめです。

未経験でもできる仕事がたくさんあります。

海外に住んでいる日本人の子供とオンラインで話す塾講師などもあります。

翻訳をしてみたい人におすすめの副業

英語や中国語や韓国語など多言語が話させる人や将来は日本語教師と翻訳を本格的に目指している人におすすめです。

有料で情報を受け取ることができますが、キャンペーンなどで入会金無料になったり、毎月翻訳に関する情報誌がもらえたりするので、楽しく翻訳のお仕事に臨めます。

【番外編】日本語教師になる前の休暇でできること

日本語教師になる前や転職する前に、時間を作ってもいいでしょう。せっかくなら働き出したら出来ないことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。そのアイディアをご紹介します。

転職前の２ヶ月で50万円を貯める

リゾートバイトとは、短期間リゾートで働けて居住費、光熱費などは派遣先が無料で提供してくれるという仕事です。

北は北海道、南は沖縄まで幅広く

有名な温泉施設やスキー場など観光施設に住み込みで働くことができます。

「和のおもてなし」を学んだり、毎日温泉に入れたりと、魅力がたくさん詰まった仕事です。

日本語教師になったときに、写真を見せたり思い出を語ったりすることもできるでしょう。

40代以降だからこそ紹介してくれる施設や語学を生かした求人などもあります。

知らなかった人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

留学して語学力を鍛える

留学というとハードルが高いように思いますが、短期留学なら１〜２週間、または１〜３ヶ月で語学学校に通えることができます。

もちろん１年以上の本格留学をしながら、オンラインで日本語教師として働くこともできます。

日本じゃない海外の生活体験をしてみたいなら、就職前に経験するのがベストです。

気になる方はパンフレットでの情報収拾をおすすめします。

留学の費用を抑えたい方は、こちら

もおすすめです。

セブ島は物価も安くて、日本と異なるところが多い面白みのある国です。

東南アジアなど短期旅行へ行く

１〜２ヶ月の期間を通して、東南アジアなど諸外国へ行き、多文化多言語を肌で感じ、日本語教師として生かすということもいいと思います。

日本語学習者が多い中国、ベトナム、タイ、スリランカ、ネパール、オーストラリアなどを巡り、たくさんの人や観光ができたら日本語教師としの厚みも増すでしょう。

物価の安い国なら長く滞在できるので、さらに行きやすいです。

 

 

 

 

 

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YUKI MATSUBARA(’92)さん(@nk_bancho_gram)がシェアした投稿 – 2019年 3月月12日午前2時21分PDT

安い航空券を探すならこちらのサイト

もおすすめです。

世界を見てみましょう。

【まとめ】日本語教師の求人サイトはたくさんある

日本語教師の求人サイトはたくさんあります。

どのサイトから探すか迷ってしまいますが、一つに絞る必要はありません。

「日本語学校で専任講師になる」「まずは非常勤で色々な学校を比べる」「オンラインスクールで自分のしたいことと並行してやる」「海外の日本語教師になる」「企業内で日本語を教える」「技能実習生に教える」「ボランティアで楽しみながら教える」

目的や日本語教師のあり方は様々です。

いくつか見比べて、どんな求人があるのか傾向を掴みましょう。

自分に合った日本語教師のスタイルで活躍できるといいですね。