日本語を学習し始めた外国人は、数字を勉強します。
そして、その次に時間や日にちなどを学んでいきます。
時間を教える際には、「時計」のイラストがあると分かりやすいですね。
ぜひ、こちらの記事にある「時計イラスト」をご活用ください。
時計イラスト
時計の基盤(オレンジバージョン)
![](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2018/09/tokei-orenji.png)
『時計(オレンジバージョン)』
長針はそのままで短針を書き込み(または、下記にある針を用いて)
読み方をリピートさせる。
・1時(いちじ)
・2時(にじ)
・3時(さんじ)
・4時(よじ)
・5時(ごじ)
・6時(ろくじ)
・7時(しちじ)
・8時(はちじ)
・9時(くじ)
・10時(じゅうじ)
・11時(じゅういちじ)
・12時(じゅうにじ)
・?(なんじ)
特別な読み方(赤字)に気を付けるように指導する。
時計の基盤(青バージョン)
![](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2018/09/tokei-ao.png)
『時計(青バージョン)』
数字を青くしました。また、5分刻みで色を変えました。
短針はそのままで長身を書き込み(または下記の針を使い)
〜分をリピートさせる。
・1分(いっぷん)
・2分(にふん)
・3分(さんぷん)
・4分(よんぷん)
・5分(ごふん)
・6分(ろっぷん)
・7分(ななふん)
・8分(はっぷん)
・9分(きゅうふん)
・10分(じゅっぷん)
・11分(じゅういっぷん)
・15分(じゅうごふん)
・20分(にじゅっぷん)
・25分(にじゅうごふん)
・30分(さんじゅっぷん、はん)
・35分(さんじゅうごふん)
・?(なんぷん)
まずは5分ずつ言う練習をしてから、1〜9分の細かい時間に入るのが良いでしょう。
「っぷん」や「ぷん」に気を付けるよう指導しましょう。
時計の針
![](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2018/09/tokei-hari.png)
『時計の針』(上が短針・下が長針)
時計の基盤を複数枚、印刷して手書きで書き込む方法もあると思います。
こちらの針は、印刷して厚紙(画用紙など)に貼って針の形に切り取ってお使いください。
(念のため、5本ずつ書きましたが、使う本数はお好みで。)
短針と長針の真ん中に画鋲または、クリップを半分伸ばして真ん中に刺して
クルクル回るようにすれば便利に教材を扱えます。
(「時計の基盤」も厚紙に貼りましょう。)
時計(見本)
![](https://nihongopic.com/wp-content/uploads/2018/09/tokei-mihon.png)
『時計(見本)』
こちらは「時計の基盤」と「針」を同じサイズで印刷して置いた場合の見本です。
先ほどの針は、こんな感じになります。(針は手書きでも十分でしょう!)
このイラストは「時計」の名詞を教える際にもご利用いただけます。
時間を教える
時計の読み方の学習を終えたら、
「午前」「午後」を教えましょう。
朝や昼、夜などが分かるイラストを用いて導入すると良いと思います。
そして、「〜時から〜時まで」を教えましょう。
(例文)
「学校は9時から12時までです。」
「テストは10時10分から10時50分までです。」
「昨日は8時25分から10時30分まで働きました。」
さらに、「〜間」も教えましょう。
(例文)
「学校は3時間あります。」
「テストは40分間です。」
「昨日は2時間5分働きました。」
それぞれ、「時計の基盤」イラストをぜひ活用していただければと思います。
▽「時刻のカード・ワークシート」はこちらから。