みんなの日本語第1課では、職業名や建物などが新出語彙です。
イラストを印刷し厚紙に貼り、
絵カードとして導入を行うのも良いでしょう。
また、フラッシュカードとして読む練習を取り入れたりすることも良いでしょう。
さらに、文型導入にイラストを用いて視覚的に理解させることもできます。
まだ日本語が全く分からないという学習者にとって、イラストは大変有効的です。
イラストをたくさん取り入れてあげましょう。
建物イラスト
建物イラスト【学校】
『建物イラスト【学校】』
アメリカの小学校をイメージした手書き風の学校です。
(例文・1課とは無関係)
・7月と8月は夏休みですから、学校は休みです。
・この道路をまっすぐ進み、右に曲がると左手に学校があります。
・花屋の前に学校があります。
(※例文は一番下にあるフリー検索に役立ちます。また、例文を通して
「はっ、あの授業で使えるかな。」と、なる可能性があるので載せています。)
建物イラスト【会社】
『建物イラスト【会社】』
シンプルな会社です。
・ミラーさんは会社員です。
・シュミットさんは会社員です。
人物の下にイラストを提示して、会社=会社員と判断させる。
・ワットさんは会社員じゃありません。
・あの方はどなたですか。グプタさんです。IMCの社員です。
(例文・1課とは無関係)
・鈴木さんの会社はどちらですか。
・最初の川を渡って、右側にあるのが私の会社です。
・私の会社はこの街で3番目に大きい会社です。
建物イラスト【銀行】
『建物イラスト【銀行】』
「ドル」のマークを入れて、外国風の銀行にしました。
・銀行員のイラストを提示し、その下に銀行のイラストを貼り、銀行=銀行員が働くところとイメージをさせる。
(例文・1課とは無関係)
・銀行は病院と学校の間にあります。
・銀行へ行ってから、買い物します。
・日曜日、銀行へ行って、郵便局へ行って、映画を見ました。
建物イラスト【病院】
建物イラスト【病院】
シンプルな病院です。
・「医者」を説明する際に病院の絵カードを出して、医者=病院で働くドクターとイメージをさせる。
(例文・1課とは無関係)
・東京で一番有名な病院は、この地図のここにあります。
・ここから一番近い病院は、2番目の信号を左に曲がり、50メートル進んだところにあります。
・病院に行く前に公園で遊びます。
建物イラスト【大学】
建物イラスト【大学】
「学校(小学校)」よりも、大きく見えるように作りました。
・学校との違いを説明する際には、「学校」と「大学」の絵カードを並べ
学校は全体を指すことを指導し、大学は「18歳からの学校」のように年齢を用いて説明する。
または、「研究者」や「ワットさん(先生)」のイラストを出して
小学校にはいないけれど、大学にいる=ユニバーシティと気付かせる。
(例文・1課とは無関係)
・ニコニコ小学校の近くにキラキラ大学があります。
・大学は、この道の突き当たりにあります。
・日本は、小学校と中学校は義務教育です。高校と大学は義務ではありませんが多くの人が行きます。
建物を教える
1課で建物を教える際は、人物イラスト、職業イラストの下に建物を提示すると
想像がしやすいです。
また、復習としては地図に縮小した建物などを貼り、
「これは?」(2課)
と言いながら、建物名を答えるようにすると面白いかと思います。
1課の人物名イラストはこちら(↓)をご参照ください。
1課の職業名イラストはこちら(↓)をご参照ください。