「みんなの日本語」3課で使えるイラストをまとめました。
3課・補助教材イラスト
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日本語教師ピック【3課ヒントカード】 -
日本語教師ピック【売り場】 -
日本語教師ピック【3課小道具】 -
日本語教師ピック【教室セット】
イラスト1「会話練習ヒントカード」
イラスト2「売り場」(デパート・テレビ売り場・ネクタイ売り場・くつ売り場・食料品売り場)
イラスト3「小道具セット」(靴・シャープペンシル・鉛筆・ネクタイ・傘
・ボールペン・雑誌・かばん・ワイン・電話・自動販売機・カギ・ミラーさん)
イラスト4「教室セット」(学校)
3課・補助教材イラストの内容
「会話ヒントカード」

会話練習の際にこちらのヒントカードを配り、新出語の確認や暗記する際の手がかりとして用いるのに役立ちます。
お金「2500円」を消して、いくらか文脈から考えさせたり、「地下」「一階」「二階」「三階」「テレビ売り場」「ネクタイ売り場」「靴売り場」などに吹き出しを作り、なんと言うか学生に考えさせてもいいでしょう。
店員:いらっしゃいませ。
マ:すみません。ワイン売り場はどこですか。
店員:地下一階です。
マ:どうも。
マ:すみません。そのワインを見せてください。
店員:はい、どうぞ。
マ:これはどこのワインですか。
店員:日本のです。
マ:いくらですか。
店員:2,500円です。
マ:じゃ、これをください。
「売り場」

新出語「売り場」を教える際に、「テレビ⇨テレビ売り場」「ネクタイ⇨ネクタイ売り場」「くつ⇨くつ売り場」と教えることができます。
また、人物をどこかに貼り、「山田さんはどこですか。」「くつ売り場です。」「地下です。」などの応答練習を行うこともできます。
「3課・小道具セット」

学校や会社などの断面図を作成し、その上に小道具を置きながら
「自動販売機はどこですか。」「事務所です。」
「電話はどちらですか。」「こちらです。」
「ミラーさんはどちらですか。」「2階の教室です。」
「ミラーさんのかぎはどこですか。」「会議室です。」
など、応答練習としてご活用ください。
「教室セット」

学校などの断面図を作成する際に、教室はたくさんあった方が学校らしくなるので、まとめました。
印刷する大きさに注意してお使いください。
断面図をつくり方の参考は、3課・新出語に載せています。
「階段の数え方」
3課【階数】
2枚で1セットになっていますので、半分に切って、学生にお渡しください。
会話練習を取り入れる
会話練習は、実生活でも使えるように、アレンジしたり場面設定をしたりして教えることが大切です。
3課で出てくる会話では、デパートへ行きワイン売り場を尋ねて、ワインを購入するといった、実際にもあり得そうなシチュエーションです。
「すみません。」「どうもありがとうございます。」「見せてください。」「いくらですか。」「じゃ」「これをください。」など、日常でよく使う表現なので、学生にはぜひ覚えてもらいたいですね。
まずは、どんな状況なのかイラストなどから把握させ、CDを何度か聞いて耳を慣らします。
まだひらがなやカタカナが十分に定着していない学生がいる場合は、1文ずつ読み方を丁寧に確認しましょう。
そして、ペア練習や発表をして日本語の会話表現に慣れさせましょう。
発展としては、ワインを「ネクタイ」や「テレビ」「くつ」など他の物に変えて、場所や値段なども学生にアレンジさせてみるといいでしょう。
会話表現は単調にならないように、気持ちを込めさせて言う必要があります。
学期始め学生に「特に会話は気持ちを込めて言う努力をする」そのような心構えが身に付くといいですね☆