日本語を勉強し始めて間もない学生が最初に直面するのが数字です。
日本語の数字の読み方は、特別な読み方があるので外国人には厄介なものですが、楽しい導入を心がけ、「数字って難しい」と思わせるよりも「色々な読み方があるんだな、よし!勉強頑張ろう!」と思わせるくらいの気持ちで教えましょう。
数字1から20
数字ツインバージョン1・11
『1と11(いち、じゅういち)』
使い方アイディア
・A4で印刷し、半分に折って両面で使う。
・A4で印刷し、半分に切って画用紙(厚紙)に貼り、フラッシュカードを作る。(片面・両面いずれか)
数字ツインバージョン2・12
『2と12(に、じゅうに)』
数字ツインバージョン3・13
『3と13(さん、じゅうさん)』
数字ツインバージョン4・14
『4と14(よん、じゅうよん)(し、じゅうし)』
数字ツインバージョン5・15
『5と15(ご、じゅうご)』
数字ツインバージョン6・16
『6と16(ろく、じゅうろく)』
数字ツインバージョン7・17
『7と17(ななとじゅうなな)(しち、じゅうしち)』
数字ツインバージョン8・18
『8と18(はち、じゅうはち)』
数字ツインバージョン9・19
『9と19(きゅう、じゅうきゅう)(く、じゅうく)』
数字ツインバージョン10・20
『10と20(じゅう、にじゅう)』
数字表
数字表0から59
『0〜59』
使い方アイディア
・A3に印刷し、指し棒でランダムに数字を指して答えを言わせる。(数字の復習に)
・特別な言い方に赤丸をつけながら読み、4(よん・し)や7(なな・しち)、9(きゅう・く)は20からも特別な読み方になると気付かせる。
・31日までを切り取り、カレンダーとして扱い、「今日は13日です。明日は14日です。」などの導入として使う。
数字表60から99
『60〜99』
0からの表と繋げてお使いください。
大きい数
大きい数100から500
『100〜500』
使い方アイディア
導入の際は、お金のイラストなどと併せて教え、
こちらのカードで、その読み方を復習する。
特別な読み方のものに気を付けさせる。
(特別な読み方は『日本語って難しい…。はあ…。』と外国人に思わせない程度に導入する。)
大きい数600から900
『600〜900』
大きい数1000から5000
『1000〜5000』
こちらの数も、お札などで導入を済ませてから取り組むと
楽しい授業になると思います。
大きい数6000から10000
『6000〜10000』
数字を教える
数字は、様々な場面で使います。
そして、
「じゃがいも8個ください。」「7時21分に着きます。」「4月1日から新学期です。」
単位を伴うと、読み方ももっとバラエティに富んできます。
最初の基礎でしっかり、楽しく数字を覚えられるように授業を作りましょう。
▼お金で数字を教える際に便利なお金イラストです。